まもなく定年になる人からよく聞かれます。

自分は保険屋長かったので・・定年後どうしたらいいって。

定年延長したほうがいいのか?リスタートしたらいいのか?って。

で、答えですが、自分で選ぶしかないけど・・・と断った上で、まずは会社にしがみつき、定年延長してやりたくもない仕事や部署に回されてから考えたほうがいいよ、って言ってます。

できれば、しがみつきが正解(特に定年後やりたいことがなければ・・・)。だって自分が定年まで働いた業界です。もはや、仕事上で怖いものなんか何もないでしょ。

新人には難易度が高い業務だとしても、定年後の超ベテランだったらすいすいこなせることが多い、だから会社も重宝するんじゃないかなー。お世話になった会社にもうひと頑張りしてあげようか。

teinengo

けど、そんな純粋な思いとは裏腹にかつての部下に叱咤激励させたり、明らかに嫌がらせをされたり、嫌がらせまではいかないけど、ベテラン社員としてのプライドを傷つけられたりしたら・・退職を考えてもいいかも。

しかも在職のまま、年金を受け取ったら、年金を月額28万円以上貰える人は年金が減らされる可能性もあります。だからスパッと会社をやめると言うのも判断の一つです。

定年延長して年金を受け取りながら仕事すると、年金が減らされたりします。どんな時かって言うと、年金の基本月額(年金を12で割った金額)+{定年後の年間の報酬(月給+ボーナス)を12で割ったもの}が28万円以下の場合までが年金の支給停止はありません。

28万円を超えると年金の支給停止が始まります。年金の支給停止ってお上が支給停止するって言うニュアンスがあるので、この言葉嫌いです。

[支給停止] ブログ村キーワード

だって、社保庁が扱ってるお金は全て国民の年金保険料からスタートしてます。途中、管理がずさんで消えた年金問題作ったり、湯水のようにお金使って作ったグリーンピアなどを思いっきり損させた悪徳官庁の社保庁が、「支給停止」なんて言葉使うなよ。

せめて「支給を延期させて頂きます」くらいの謙虚さ持って仕事したまえよ。社保庁にあるお金はすべて国民のお金なんだしね。むしろ、お金を増やして返すのが預かった方の責任です。

今頃になって、慌てて株に投資して5兆とか10兆とかスッちゃったとか言ってるしね。他人から預かった大事な年金の積立金、減らしてどーする?まー、なんだかなー。無責任体制は豊洲もオリンピックも一緒かいな。

話は脱線しましたが、脱線記事は当ブログの名物でもあります。許してくだされ。

話は戻って「年金の支給停止」これは前述したとおり、年金と給料合わせて月28万まではなんにも減らされません。
28万円以上になると減りだします。

減り方ですが、

・今度は給料が月に47万以内の場合と47万超の場合、
・さらに給料は47万円以下だけど年金が月28万円を超える場合、
・給料は47万以下で年金が月28万以下の場合
・給料が47万を超え、年金も28万を超える場合

の5通りに分かれます。

ここでは話がわかりやすように月給+年金が50万の例で考えてみましょう。

平成25年度で厚生年金の平均の受給額が約14万円です。ですからこの数字を年金に当てはめ、50万-14万=36万が月給として考えましょうか。さて、年金の減額(支給停止の)計算式は以下のようになっています。

現在60歳以上65歳未満の在職老齢年金

①月給と年金が月額28万円以内の場合=年金が減らされることはありません
②月給が47万以下で年金が28万以内の場合=(月給+年金月額-28万円)×二分の1×12
③月給が47万を超え年金が28万以内の場合={(47万+年金月額-28万円)×二分の1+(月給-47万)}×12
④月給が47万円以下で年金が28万円を超える時=月給×二分の一×12
⑤月給が47万円を超え年金が28万円を超える時={(47万×二分の一)+(月給-47万)}×12

で、試しに計算してみる例を先に挙げました。定年後に月50万(年金14万と給料36万)を貰う人の例でした。計算方法としては②の月給が47万以下で年金が28万円以内に該当しますね。式に当てはめてみますと

(36万+14万-28万)×二分の一×12=132万 つまり年金が132万支給停止になると言うことです。月額14万は年金に治すと168万円です。つまり168万から132万を引くと、年金としてもらえるのは36万(月額3万!)になってしまうんですよ。

働いて年金が減らされるのは嫌、という方が少なくないので、多くの方が定年後は給料をダウンされても、雇用される道を選ぶのです。

また、会社の方もそれを織り込んで、給料を減額してるところもあります。働きながら年金を受け取るということはこういうことなんですよ。

絶対に全額支給停止されないパターン(年金が1円も減らされない場合)をまとめてみました

これは

総報酬月額相当額=(月額の報酬いわゆる月給+年間ボーナス÷2)
年金月額=老齢厚生年金額÷12

により決まります。

報酬 年金
12万円 5万円
12万円 8万円
12万円 10万円
12万円 13万円
12万円 15万円
15万円 5万円
15万円 8万円
15万円 13万円
18万円 5万円
18万円 8万円
18万円 10万円
21万円 5万円

この範囲内なら平成28年の基準で言えば1円も年金が減らされませんよ。
こちらは1円でも得する年金情報をお伝えする年金ブログです(^^♪

でもね、年金と報酬合わせて28万が最高限度だって・・( ´,_ゝ`)プッ
40年もかけてこんなもんかい(●`ε´●)

なお、65歳以上にも支給停止がありますが、その件についてはまた次の機会に。