個人年金保険の保険料が2017年4月2日の契約分から値上げされますね。

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もうだいぶ話題になっているので、ご存知の方も多いかも知れませんね。

今回の値上げは金融庁の定める標準利率の引き下げに基づいたものです。

標準利率と言うのは、生命保険会社の予定利率を決める上で参考にする数字です。

具体的には、今まで1%だった標準利率が、4月2日からは0.25%に引き下げられます。

この0.25%という標準利率は、史上最低の数値になります。

そしてこの標準利率を元に各社の戦略や体力、競合他社の動向を見極めて各社、予定利率を決めます。

予定利率と言うのは、「お客様からお預かりした保険料をあらかじめ割り引く利率のこと」です。

あらかじめ割り引く利率ですから、利率が高いほど、多く割引を受けられます。

反対に利率が低くなれば、割引は少なくなり、結果として保険料が上がることになります。

今回予定利率を参考にしている標準利率は1%から0.25%に引き下げられることが決まってます。

さて、このお上が決めた標準利率にどう生命保険会社が反応したのか?ということですが、まず、生命保険会社のガリバー、日生が予定利率を出しました。

日本生命の動向は各社の決定に大事な影響を与えます。

早くも日本生命では2017年2月2日にプレス発表しました。

2017年4月1日までの個人年金(払込期間20年以内)の予定利率は1.35%でしたが、4月2日からは0.85%になります。

払込期間20年超の個人年金では、同年4月1日までの予定利率は1.15%でしたが、4月2日からは0.85%になります。

ですから日本生命の年金保険を検討している方は、4月1日までに入るといいです。

厳密には3月中に申し込み・告知・第一回保険料など必要な手続きを済ませて4月1日までに契約を成立をさせないといけません。

同様に第一生命も予定利率を改定しました。

第一生命の場合は、年金の受取開始後と開始前で予定利率を変えています。

同年4月1日までの個人年金(年金開始前)の予定利率は1.15%でしたが、4月2日以降0.9%になりました。

同じく年金開始後の予定利率で言えば、4月1日までは1.15%でしたが、年金受け取り後なんと0.4%まで下がりました。

要するに加入~年金受取日までは0.9で日本生命の0・85を上回りますが、年金開始後は日生の半分になるということ。

取り敢えず、第一生命の個人年金を販売する生命保険募集人にとっては、日本生命と競合した時に勝てそうですね。

ただし、年金受取総額では負けそうな感じするけど。

さて、先程の標準利率では、同年4月1日までは1%、同年4月2日からは0.25%になります。

実際の生命保険会社の予定利率とは違いますよね?

でも、日生は1.35から0.85、第一生命は1.15から0.90になっているように各社の体力によって個人年金の保険料の予定利率が決まってくるのですよ。

ただし、予定利率が高ければいいというものではなく、もちろん、高いほうがいいのですが、これが後々の経営悪化につながることも多く、各社この予定利率の決定には本当に慎重なのですよ。

しかし、日生と第一だけを見れば、ライバル同士競い合ってる姿がよく伺えますね。

では第三位の明治安田生命はどうなのでしょうか?

明治安田生命の予定利率は、同年4月1日までは1.30%でしたが同年4月2日以降に0.55%に下がるとプレス発表がありました。

住友生命の予定利率は、同年4月1日までは1.35%でしたが、同年4月2日以降には0.60%に下がるとプレス発表がありました。

業界三位と四位も拮抗してますね。

住友も明治安田も同日にプレス発表しています。

住友は0.6で踏ん張り、明治安田は0.55。

2017年の予定利率だけで言えば、住友生命のほうが一歩リードですかね。

まさに業界三位の座を着々と狙ってるという感じ。。。

ま、いずれにせよ、個人年金保険に加入するならば、2017年3月中に入るといいですよ。

rougo

この予定利率見てますとね、各社の体力や2017年の戦略がよく見えて面白いですよ。