俺は生命保険会社に昔いた頃、たしかにDCプランナーだかDCアドバイザーだかの資格を所持していました。

ところが保険会社を辞めてからその資格は消滅した(と思います・・・)

[確定拠出年金] ブログ村キーワード

DCというのは、Defined(決まっている、確定している)CONTRIBUTION(貢献とか拠出金)の頭文字をとったもので、確定給付年金の正反対に位置する確定拠出年金のことです。

でもね、その頃、そんなに話題にならなかったんですよ、確定拠出年金。

個人型よりもむしろ企業型の動きが活発だったですね。

確定拠出年金・・・掛け金が決まっていて受取金は決まっていない

確定給付年金・・・年金の給付が決まっていてそれを受け取るための掛け金が決まる

上記のような違いが年金にはあります。

そしてかつては会社で「退職金制度」の一環として確定給付年金が組まれていました。

いわゆる適格企業年金ですね。

この確定給付年金は何年働いたらいくらもらえるという勤続年数で決まっていたので会社の退職金規定に合わせやすい便利なものでした。

なので多くの中小企業が導入していました。

従業員数100名以上の会社は信託銀行が引き受けることができ、20名以上で生命保険会社が引き受けることのできる制度だったんです。

この確定給付型年金は当時、日本でほとんどすべての企業年金で採用されていましたね。

厚生年金基金も一緒です。

この手の企業年金(厚生年金基金・適格企業年金など)は、保険数理に基づく積立と掛け金が決定されていて、何年かに一回年金財務の決算をして説明にお伺いしていました。

しかし、例えば掛け金はあらかじめ5.5%の予定利率で割り引いていましたが、バブルが弾けると5.5%以上で運用することができなくなりました。

結果として各企業それぞれに積立不足がどんどん発生していったのです。

この積立不足のことを過去勤務債務って言います。

各企業年金先の決算説明時に過去勤務債務がありますって言いますと、中には顔を真赤にして怒る経営者もいらっしゃいました。

自分が骨身を削るようにして経営してきたのに、従業員の過去の勤務に対する債務?

なんだこれは!てな感じです。

経営者ですから債務を負うのは大嫌いなわけです。・・・当たり前ですけどね。

退職金規定とか退職年金規定は別に作る義務はないんだけど、会社が大きくなり従業員も会社に依存するようになったり、組合ができたりすると、上記のような規定を作っちゃうんですよね。

もちろん、労使が話し合って・・・ですよ。

もちろん、こういう規定があれば、退職金規定ありとか言えるので人材確保にも有効なんですけどね。

でも一度決めちゃうと会社はどんなことがあっても払わなくちゃいけないんです。

なので、年金に積立不足が発生するとそれを債務として計上、分割払いで払ったり、一時払いで払って債務を減らすわけです。

ま、会社に余計な出費が出ることになります。

でも、これ(年金の積立不足)が全国で起きたので、確定拠出年金企業型が出てきたんですよ。

この確定拠出年金は当時日本版401Kとか言われていました。

確か、アメリカの何かの法律の401条のことだったと思います。

アメリカでも年金の積立不足に困ったことがあったのかも知れませんね。

で、確定給付年金を確定拠出年金に変える動きが始まったのです。

企業としてもいい制度ですよね、この確定拠出年金。

だって退職金の積立不足が起きないし、退職年金に関するリスクを会社が負うことはない、その代わり、運用指図するのは自分なので、受取額が減っても自分のせい、そんな年金制度に大手の企業からどんどん導入されていきました。

DC(確定拠出年金)を導入した企業は会社と提携している金融機関の中から運用を選ぶという感じです。

会社の退職年金制度ですから掛け金は会社が出し、運用の指図は自分がする。

それが確定拠出年金企業型です。

つまり確定拠出年金企業型に入れる人は、企業型DCを導入している会社の従業員だけということになりますね。

企業型DCを辞めたら個人型にはいるとか、個人型には第一号被保険者しか入れないとか、企業年金のない会社の従業員しか入れないとかとっても中途半端でしたね。

公務員とかサラリーマンの妻、主婦などは完全に蚊帳の外でした。

しかも、保険会社として提供できる保険が養老保険だけだったのでなんかみんな気合入らなかったの覚えています。

当時の儲かる商品は定期付終身保険だったからね。

でも、2017年にはいって急に脚光を浴びてきた確定拠出年金の個人型。

手続きは国民年金基金連合会が行ってますよ。

確定拠出年金

拠出金(掛け金)はじぶんで決められるし、変更もできますよ!

運用は自分で指図できますよ\(-o-)/

加入できる人の範囲がぐっと増え、魅力も出てきて、改めて見直されているのでしばらくこのブログでも特集しますね(^^♪

何しろ普通の貯金でも節税できるのだから嬉しい制度ですね。

でもね、手数料とか注意事項があるので、紹介していきますね(^^♪